松尾芭蕉の生まれ故郷という由緒ある地である伊賀。
伊賀は交通の要所として栄え、かつて多くの人々と物が行き交いました。
どこか懐かしさを漂わせる古い町並みを歩きながら、当時の人々の暮らしに想いを馳せる。
これも伊賀の旅をたのしむポイントのひとつです。
伊賀上野城
白い三層の城郭がひときわ美しい上野城。
最大の特徴は、日本最高の高さを争う石垣です。
その高さは30mを誇り、その迫力から、黒沢明監督の映画「影武者」のロケ地にもなりました。
城内には、藤堂家ゆかりの武具や甲冑が展示されています。
最上階から城下町一円を見下ろす眺めも格別。
天守閣は昭和10年に復元されたものですが、石垣と内堀は築城した当時のままのものです。
旧小田小学校本館
現存する県内最古の小学校校舎の歴史を持つ旧小田小学校は、木造洋風二階建ての寄棟造り・屋根中央の太鼓楼や、正面ポーチとバルコニー、当時のギヤマンから復元した色ガラスなど、レトロ好きには貯まらない建造物。
近代教育昭和50年3月27日に県の有形文化財に指定されました。